孤島サバイバル。Xで相互フォローの人が楽しそうにやっていて興味を持ったゲーム。セールで数百円になっていたところを購入。

ジャンルとしてサバイバルするゲームは好きだ。人生で２本目に買ったゲームがDSの「サバイバルキッズ LOST in BLUE 2」だった。その舞台も孤島だったな。
密林サバイバルの「GREEN HELL」も数年前に遊んだ。ニンテンドーストアのセール時200円くらいで買えるやつ。なかなか容赦ない骨太なサバイバルで面白かった。

ワクワクしながらプレイ開始。



主人公を男女から選べる。男主人公、「そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ！」で見たことあるような顔。



小型飛行機に乗っているシーンから始まる。孤島サバイバルってことはもしかしてさぁ……。



やっぱり……。



海に突っ込み沈み始める飛行機から脱出しなければならない。
ところが暗くてなにもわからない。チュートリアルすら始まっていないオープニングで苦戦するとは……。



設定で明るさをMAXにしたらだいぶマシになった。
ホグワーツレガシーで学んだけど、洋ゲーはデフォルトの明るさがだいぶ暗めなので日本人にとっては明るさ上げた方がプレイしやすい。瞳の色の問題なのかね。



炎上する飛行機を尻目に救命ボートで脱出。主人公以外はみんな死んじゃったようで、機内には死体も浮いていた。南無南無。



ところがこの救命ボート、操作にクセがあり全然思った通りに漕げない。カメラも全然思うように動かせない。流石は洋ゲーだぜ……。



もういい！島が目の前に見えてる浅瀬だし自分で泳ぐ！(半ギレ)
救命ボートを引っ張りながら背泳ぎ。なんのための救命ボートだ？



サバイバルの舞台となる小島に上陸。流石に明るさ上げすぎて眩しいか？
途中から昼間は明るさデフォルトにして夜間はMAXにしていた。



サバイバル系ゲーム恒例、石だの木だのを拾い集めるところからスタート。地味に楽しいんだよなこういうの。



チュートリアルとしてアイテムの積み重ねを教わった。石など同じアイテムを一山にして置いておけるシステム。
便利そうなのだが操作がよくわからない。２つのアイテムをまとめて山にすることはできたが、そこにさらにアイテムを追加する方法がわからない。できるはずなんだけど。



生き残るためには食料確保が必須。石で作ったナイフを使い、そのへんを歩いてたカニさんを仕留める。このまま焼いてもうまそうだが、システム的には皮をはいで肉にしなければならない。皮っていうか甲殻だよなカニの場合。



火を起こすためのキャンプファイヤー設置の方法もだいぶ苦戦した。クラフトメニューのタブを切り替えるとあるんだけど、洋ゲー特有の不親切な説明で分かりにくい。



木の棒をねじねじするアレで火起こし。火起こし体験やったことあるけどこんな簡単にはつかないぞ！



小さなカニ肉を枝に刺して炙り、なんとか食事が完成。このギリギリ生きてる感じたまんねえぜ。

寝床がないので、最初の夜は焚き火の周りで夜明けを待つ。こわい。



夜が明けたので寝床を作るため動き出す。クラフトした石斧でヤシの木をヘイヘイホー。



やっぱり伐採できるゲームは最高だな。
伐採部はいつでも部員募集中です。



なんとか寝床が出来た！
これで長い夜に怯える必要はないんだね。



寝床もできたので食料確保の続き。
海に入り、木の槍で魚を捕ろうとするがなかなか捕まらない。



なんとか一匹確保。槍で刺すことは出来なかったが、ナイフ振り回してたら一匹水面に浮いてた。
どうだオラァ！人間様をナメるなよ。
キャンプファイヤーで焼こうとしても焼くメニューが出ずしばし右往左往したが、ナイフで皮を剥いで肉にする必要があったことを思い出す。魚だとどうしてもそのまんま焼けると思っちゃうな感覚的に。



銛を作ったらだいぶ魚を獲りやすくなった。槍はもしかしたら魚を突けないのかもしれない。これで食料についてはある程度安定供給が見込めるな。



食料より深刻なのが水の確保。
サバイバルキッズやGREENHELLでは川の水を飲むことが出来たが、このゲームにはそれがない。お手軽な水分はヤシの実のみで、回復量はあまり多くない。
蒸留器を作って真水を確保できたが、ヤシの葉などを消費することもありこちらも十分な量の水は得られない。

さらに調べたところ伐り倒したヤシの木はリスポーンしない。島はかなり小さく、ヤシの葉が枯渇するのも時間の問題。うかうかしてるとマジで水を手に入れられなくなって干からびてしまう。



どうやらこのゲームは島から島へ移動しながらサバイバルするゲームらしい。クセつよ操作の救命ボートと向き合う時が来た。遠くに見えているあの島までなんとかたどり着くぞ。



試行錯誤の末、なんとかまっすぐ漕ぐことはできるようになった。だいぶ近づいてきたな、なんかやたら高い木があるな……？



上陸！
お、なんか動物がいるな……？



いきなり襲ってきおったわ。
上陸直後、想定外の死闘ッ……！



人間様をナメるなよ。
岩のオブジェクトとかぶったせいか、死んだあともビクンビクン動いてて怖かった。



死にかけはしたものの戦利品は望外に得られた。毛皮がたくさんとバカでかいお肉。



串焼きにする。お肉はまだまだあるぞ！



焼き上がったのでおいしくいただいた。
カニや小魚よりずっと腹にたまる。上から２段目が満腹ゲージ。生命力と水分が尽きかけているのは見なかったことにしよう。



砂浜にはバカでかいカニもいた。イノシシとの死闘の傷が癒えていないのでいまは手を出さないでおこう。
安全重視で慎重に行こう！

死んだぜ！！！

ヘビがいるのに気づかず咬まれた。死ぬときグニャングニャンで怖い。



ロード後、ヘビの位置を目視で確認。同じ過ちは繰り返さないぞ。



傷を癒やすためには栄養と水分を摂らなければならない。安定して取れるイワシを焼いてバクバク食い、蒸留器の水をグビグビ飲む。



体力が回復したので例のデカカニを狩りに行く。
背後から近づいてメッタ刺しにしたら案外簡単に狩れた。



槍を投擲できることに気づいたので、岩場に降りてきたカモメに投げてみたらこれも案外簡単に仕留められた。食料のバリエーションが増えてきたな。



たくさんのお肉を得られたが、串焼きは一本しか刺せない仕様。直火焼きでもいいんじゃね？と火の上に肉を直接落としてみたら、これでもちゃんと焼けた。



海に入るとタマカイというデカ魚を仕留めることもできた。イワシよりずっと食いでがありそう。



沈んでいるボートから物資を回収したりもした。こういうところからコツコツ部品を集め、脱出を目指すゲームらしい。




ハンマーヘッドシャークに襲われて２回目の死亡。勝てそうな雰囲気もあったんだけどな……無理か。

【総評】

おもしろいんだけど、操作性のストレスが目立つ。たぶん元はPCゲームだったのを移植したんだろうなという感じで、操作が家庭用ゲーム機に最適化されていない感じ。そこに洋ゲー特有の不親切さと独特の操作感で、細かいストレスが溜まる溜まる。
リスポーンしない資源があるので定期的に島から島へ移住を強いられ、その度にテントや蒸留機作り直すのも地味にめんどくさい。

ということで、クリアする前に中断してしまった。
同じような安価なサバイバルならGREENHELLの方が好みだったかな。あちらも同じような操作性ストレスを抱えているけども。

とはいえ生存ギリギリサバイバルの面白さは十二分に味わえた。舞台が南の島なので、密林が舞台のGREENHELLより雰囲気が明るいのも良い。
海に潜って魚を突くのがとても楽しかった。

こういうジャンルのゲーム、和ゲーで作ってくれないかなぁ。Switch2で出たサバイバルキッズの新作はなんか全然雰囲気変わってそうなんだよなぁ。